映像方式の違い
映像方式は3種類
テレビの映像方式(放送方式)にはNTSC、PAL、SECAMがあり、日本ではNTSCが使われています。DVDの場合はリージョンの他に、この映像方式の違いに注意する必要があります。
たとえば、ヨーロッパの場合リージョンは日本と同じですが、映像方式がPALなのでそのままでは再生できません。PALのDVDを再生するには
- PALの再生+NTSCでの出力に対応しているプレイヤー
- PALの再生に対応しているプレイヤー(PAL出力)+PAL→NTSCコンバーター
- PALの再生に対応しているプレイヤー(PAL出力)+PALに対応しているテレビ
のどれかが必要になります。
通常は、PALの再生とNTSCでの出力に対応しているリージョンフリープレイヤーを買います(海外版のDVD/ブルーレイを再生するには)。
PCで再生するときは無関係
映像方式の違いが問題になるのはテレビで再生する場合だけなので、パソコンを使って再生すればどの映像方式でも再生できます。
世界地図はWikipedia(Wikimedia Commons)の画像を使用しています。
PAL-NTSC-SECAM.svg(ライセンス:パブリックドメイン)