英語の住所の書き方
海外から商品を送ってもらうには、英語で住所を書かないといけません。書き方そのものは簡単なのですが、海外に手紙を送ったり送られたりした経験のある人は少ないでしょう。
ここでは日本の住所を英語で書く方法を説明していきます。
英語の住所の書き方
日本とは順番が逆に
英語の住所は県名ではなく番地が一番最初に来ます。日本の住所の書き方とは順番が逆です。それ以外の項目もすべて逆から書いていきます。
実際に例を見てもらった方が分かりやすいでしょう。この住所を例に説明します。
〒123-456 愛知県 名古屋市 中区 門前町 1-2
これをローマ字に直すと次のようになります。
このとき、「Aichi」「Aichi-pref(ecture)」のようにいくつかパターンが考えられますが、どの書き方でも大丈夫です。海外の配送業者は住所の「Japan」しか見ません。実際に配達するのは日本人なので、日本人に分かるように書けば問題ありません。
123-456 Aichi-ken Nagoya-shi Naka-ku Monzen-cho 1-2
更にこれを英語式に直したのが次の住所です。「番地 町 市 県」という順番になります。間には「,(カンマ)」を入れてください。
1-2 Monzen-cho, Naka-ku
Nagoya-shi, Aichi-ken 123-456
建物の名前は一番前
アパートやマンションなど、建物名を書くときは番地の前に持ってきます。「門前アパート 100号室」の場合は次のようになります。
何階か書きたいときは、部屋番号と建物名の間に「○○F」か「○○th floor」を入れてください。
#100 Monzen-apart
1-2 Monzen-cho, Naka-ku
Nagoya-shi, Aichi-ken 123-456
住所入力フォームの書き方
Full Name(氏名)
例:Taro Yamada
Address Line / Address Line1 / Address Line2(住所)
「City」より前の住所を書いてください。入力欄が2つに分かれている場合は「Address Line1」に番地までの住所を、「Address Line2」に建物名などを書いてください。
例:
Address Line1:1-2 Monzen-cho, Naka-ku
Address Line2:#100 Monzen-apart
City(市町村)
例:Nagoya-shi
State/Province/Region(都道府県)
ドロップダウンリストになっている場合は「Other」を選択してから入力してください。
ドロップダウンリストのみで県名の入力ができない場合は、「n/a」「none」などを選択してください。都道府県は「City」に、市町村は「Address Line」に書きます。
例:Aichi-ken
ZIP / ZIP CODE(郵便番号)
例:123-4567
Country(国名)
例:Japan
Phone Number(電話番号)
先頭の0を取って、「+81」頭に付けてください。国際電話番号になります。携帯電話でも同じです。
例:+81-123-45-6789
英語以外の場合
フランス語やドイツ語でも書き方は同じです。ただし、国名は各言語に対応したものに変えてください。
ドイツ語では英語と同じ「Japan」、フランス語では「Japon」です。